*mML第１８９号 [#meaf9e28]

#contents

【修得の難易度】★☆〜★★「サイ・ステビンス・システムの可能性を追究し、技法要らずのメンタルマジックを学ぶ！」 [#be6fa0ee]

　今月号は、「サイ・ステビンス・システムの可能性を追究し、技法要らずのメンタルマジックを学ぶ！」と題しまして、計４手順をご紹介いたします。
　まず最初にご紹介する「ブラフ・レベレーション」は、サイ・ステビンス・システムを利用した、観客から見て限りなくクリーンに見えるカード当ての手順です。 ２人のカードを当てるという複雑そうな操作をしているにもかかわらず、演技終了後にすぐシステムが保たれた状態となるという、演者にとっても大変好都合な手順になっています。

　そして、次にご紹介する「シン・アネマンのブックテスト」は、サイ・ステビンス・システムを活用したブックテストです。 簡単にできるだけではなく、見た目上、演者はページ数を知らない状態で、本の内容を言い当てることができる点が、これまで紹介したブックテストとは異なる不思議ポイントです。

　３つ目にご紹介するのは「チェンジ２」。 これは、ゆうきとも氏が過去にワイズワークスで発表したマジック「チェンジ」をさらに応用し手順化したカード当てです。 賢い策略が随所に散りばめられており、一般にウケるトリックでありながら、時には専門家も引っかかる巧妙な手順です。 　

　最後に、「ジャックス・ツーデック・トリック」をご紹介します。 Stanley Jaks原案の手順を手軽に、そして確実に演じられるようにアレンジしたものです。 シークレットムーブとしての技法はほぼ使わずにできるのに、とても不思議な印象を与える２段階の一致現象です。

　「ゆうきとものオススメ・マジック」のコーナー。今回は「肉食の犬」を紹介しております。 「ジョーカーズ・ファミリー」などの既存パケットトリックと同種の現象ではありますが、今西章のこの作品では、面構成を駆使し、ノーエキストラで同じ現象を表現することに成功しています。 表に印刷されている犬がとてもかわいらしく、一般ウケと玄人ウケを兼ね備えた傑作です。

　「実践派のためのクイックマジック」のコーナーでは、「クリップフライ・クライマックス」を取り上げています。 「テンカウント」や「ワンインザハンド・ワンインザポケット」といった即興マジックをクリップを使って演じるという斬新なアイデア。 最後のオチも楽しい、まさに実践派仕様のトリックです。

***特集：サイ・ステビンス・システム新研究！[#a1462a57]

:[[ブラフ・レベレーション]]（[[ゆうきとも]]）|２人の観客がそれぞれカードを選び、覚えたらデックに戻します。
マジシャンはその間後ろを向いていたりして、当てるのは全く不可能に思えますが、
それでも２人のカードをズバリ的中させてしまいます！

:[[シン・アネマンのブックテスト]]（[[Theodore Annemann]]／[[ゆうきとも]]）|マジシャンはいくつかの本を取り出し、その中から1冊を観客に決めてもらいます。
次に観客にデックをカットしてもらい、その場所にあるカードの数字を用いてページ数、行数を決定します。
マジシャンは、決まったページの行数目にある言葉を的中させてしまうのです！

***特集：ゆうき流の新しい水と油！[#k7dd2f62]

:[[チェンジ２]]（[[ゆうきとも]]）|1人目の観客に5枚のカードを手渡し、その中から1枚を覚えてもらったら中に埋もれさせます。
次に2人目の観客には自由な3枚を選ばせその中から1枚を覚えてもらいます。
それぞれのパケットはデックの中ほどに混ぜられますが、演者は第一のカードを的中させ、
第二のカードは当てるだけでなく、その場所も手探りで当ててしまいます！

:[[ジャックス・ツーデック・トリック]]（[[Stanley Jaks]]／[[ゆうきとも]]）|マジシャンはデザインの異なる3組のカードを取り出します。
そのうち２組を使ってマジシャンと観客が手探りでそれぞれ1枚のカードを抜き出し、交換してデックの中央に入れます。
中央に入っている交換したカードを抜き出すとなんと一致しているのです！
さらに、一致したカードの名前に従ってもう1組のカードを配ると、またしても同じカードが出現してしまいます！

***ゆうきとものオススメ・マジック [#q7fae618]

:[[肉食の犬]]|

***実践派のためのクイックマジック [#x9f4f146]

:[[クリップフライ・クライマックス]]|

**この号で収録されている技法・用語 [#u92fa0ef]

[[Theodore Annemann]]、[[Stanley Jaks]]